ストレスや冷え、むくみ、不眠、便秘、首・肩こりなど、心身の不調に合わせたアロマトリートメントで症状の改善を目指します。

メディカルハーブとアロマの自然療法室

札幌 HERB GARDEN

札幌駅近くでオーガニック精油を使用したアロマトリートメント

アクセス

JR札幌駅10分
地下鉄さっぽろ駅
16番出口から7分

アロマテラピー精油

札幌にあるアロマトリートメントのお店「HERB GARDEN」のオーナーセラピストが書いたブログ記事です。「ラベンダー」や「ユーカリ」「ゼラニウム」など、アロマテラピーの精油について個人的に思うことをいろいろ書いています。

湿布の香りのアロマ「ウィンターグリーン」

2019年4月1日(月)

 

札幌でアロマトリートメントのHERB GARDENにご来店いただき、ありがとうございます。

 

4月になりましたが、北海道はちっとも暖かくなりません。

寒いし、まだ日陰のところは雪が残っているし、春はなかなか来てくれません。

早く暖かくなってほしいものです。

 

さて、「ウィンターグリーン」というアロマの精油をご存知でしょうか?

アロマトリートメントでご来店のお客様は、お好きなアロマの精油をお選びいただく時、

精油BOXの中を見て、「ウィンターグリーン」という精油の名前に何かすてきなイメージを

もたれるのか、しばしば「これ、どういう香りですか?」と興味津々で質問されます。

「こんな香りです」と香りを嗅いでいただくと、皆さん「うっ!!」というお顔をされます。

なぜかというと、

ウィンターグリーンの精油はまさしく「湿布」の香りなのです。

 

ウィンターグリーンは、冬に赤い実をつけるツツジ科の低木で、

精油の成分は、ほとんど「サリチル酸メチル」という成分です。

この「サリチル酸メチル」は、湿布にも使用されており、鎮痛作用や抗炎症作用がありますの

で、筋肉痛や関節痛、打撲、捻挫、肩こり、腰痛などに使用されます。

 

当店でも、アロママッサージで来られる方で、ぎっくり腰や筋肉痛、関節痛、ひどい肩こりが

ある場合は使用しています(皮膚刺激があるため、肌の弱い方には使用しませんが)。

ただ、お客様に香りをご確認いただくと、なかなか「癒し」という香りではないため、

使用を拒否される場合が多々あります(笑)

 

同業者の方でアロママッサージのお仕事をされているリピーターのお客様は、

今年初めてご来店いただいたのですが、さすがアロマの効果・効能はよくご存知で、

「いやー仕事忙しかったぁ。あちこち痛いんで、『ウィンターグリーン』使ってください。」

と、開店以来、初めてウィンターグリーンの「ご指名」がありました。

 

筋肉痛や関節痛、ひどい肩こりや腰痛がある時は、ぜひ当店のアロマトリートメントで、

「ウィンターグリーン」をご指名ください(笑)

他のアロマとブレンドして薄めに使用しますので、トリートメント後に電車に乗っても

「体から湿布の香りがプンプン」という事態にはなりませんので、ご安心を。

風邪におすすめ「ユーカリ」精油

2015年11月9日(月)

 

札幌でアロマトリートメントのHERB GARDENにご来店いただき、ありがとうございます。

 

札幌の最低気温は0度とか1度とかになってきました。さ、寒い・・・。

もう既に暖房をプルパワーでつけ、すっかり冬体勢に入っている今日この頃です。

 

さて、今の時期風邪が大流行しています。
ご来店のお客様が、来る人来る人皆さん、風邪ひきさんばかり。

職場で半分のひとが風邪をひいていたり、風邪をひいて2週間以上も治らず鼻水が止まらなかったり、ご家族全員風邪をひいて、治りかけるとまた家族のだれかの風邪をもらい、家族の中でエンドレスで風邪がまわっていたり・・・、と。

 

そこで風邪に効く便利なアロマの精油をご紹介します。

それは「ユーカリ」。

風邪や花粉症の症状によく効くことで有名な精油で、鼻水やくしゃみ、のど、咳などの症状を抑え、免疫力を高めますので、風邪を予防したり、治りを早めてくれます。
抗菌・抗ウィルス作用がありますので、風邪予防に使用するのも効果的です。

 

このユーカリ精油の使い方が色々ありますのでご紹介します。

■芳香浴

抗菌・抗ウィルス作用で風邪を予防し、また風邪の諸症状を軽減します。

~使い方~
アロマポットやディフューザーを使い、室内に芳香を拡散します。

 

■ ルームスプレー

お部屋に時々スプレーすると、抗菌・抗ウィルス作用で風邪を予防し、また空気の乾燥を防ぎます。

~作り方~
スプレー容器に無水エタノール10mlとユーカリ精油12滴を入れ、容器を振って混ぜ合わせたら、精製水20mlを加えてさらに混ぜます。

使う度に容器を振って混ぜてから、お部屋にスプレーします。
 

■ アロマバス

風邪の引き始めに、ユーカリ精油の香りを吸い込みながら入浴で体を温めます。

~使い方~
お湯の中にユーカリ精油を3~4滴落としてよく混ぜ、入浴します。

 

■アロママスク

抗菌・抗ウィルス作用で風邪の予防、また風邪の諸症状を軽減します。

~使い方~
マスクの内側にユーカリ精油を1滴落として使用します。

 

■うがい

抗菌・抗ウィルス作用で風邪を予防します。

~使い方~
コップに水を入れ、ユーカリ精油を1滴落としてうがいします。外出後などに。

 

 

精油1本でこんなにいろいろ使い方があるんです。

香りを楽しみながら、ぜひお試しくださいませ。

「調整の精油」ゼラニウム

2013年6月6日(木)

 

札幌でアロマトリートメントのHERB GARDENにご来店いただき、ありがとうございます。

 

最近の札幌は、お天気が続いてとても気持ちがいいです。ああ、やっと5月晴れ・・・と思ったら、6月になってました。

今年の冬は長く、5月に入っても寒くて春の実感もないまま6月に突入してしまったので、まだ暖かい季節になった実感がイマイチ湧いてこないのですが、ベランダのハーブたちは日の光を思いっきり浴びてグングン伸びてきました。

ラベンダーは購入した時からすでに花は開花していたのですが、その他のハーブたちは小さなな苗でしたので、無事に花が咲いてくれるかな、と心配していたら先日、ローズゼラニウムの花がちんまり咲いてくれました。

ゼラニウムはアロマ精油でよく使用します。

「調整の精油」とも呼ばれ、崩れた女性ホルモンのバランスを整えたり、お肌の皮脂バランスを調整したり、気分のムラや心と体のアンバランスを整えて、安定させてくれたりする、優れもののハーブです。

 

【主な作用】

自律神経調整、皮脂分泌調整、女性ホルモンバランス調整、鎮静、鎮痛、抗うつ、抗菌、抗ウィルスなど。

〇こころ

不安、精神疲労、情緒不安定、ストレス、更年期

〇からだ

月経不順、生理痛、月経前症候群(PMS)、むくみ、静脈瘤

〇肌

しみ、しわの予防、乾燥肌、脂性肌、ニキビ、肌荒れ、キズ、虫さされ

 

皮脂分泌を調整してくれますので、脂性肌にも乾燥肌にもよい、というのはいいですよね。

私は手作りのアロマ化粧水をよく作るのですが、ゼラニウムももちろんよく使います。しみ、しわの予防にもいいというのも魅かれますよね。

作り方をご紹介しますので、ぜひ一度お試しください。

 

【アロマ化粧水】

〇アロマ精油    3滴

・アンチエイジング・・・ゼラニウム1、ローズ1、フランキンセンス1

・美肌・・・・・・・・・ゼラニウム1、ラベンダー1、ローズウッド1

〇フローラルウォータ- 100ml(もしくは精製水でも)

〇グリセリン      小さじ1/2

〇無水エタノール    小さじ1(なくてもOK、アルコールに弱い方は入れなくてよい)

〇保存容器(できれば遮光瓶)

〇ビーカー(キッチン用の計量カップでも)

 

作り方

①ビーカーに無水エタノールを入れてから精油を加えて混ぜ、さらにグリセリンを加えて混ぜます(エタノールを入れない場合は、グリセリンに精油を加えて混ぜます)。

②保存容器にフローラルウォータ-を入れ、①を加えたら、ふたを閉めてよく振って混ぜます。

※使用する度によく振って混ぜてください。

※保存期間の目安は約1か月です。

使う度にアロマの香りに癒されますよ。

やっぱりすごいラベンダー精油

2012年8月2日(木)

 

札幌でアロマトリートメントのHERB GARDENにご来店いただき、ありがとうございます。

 

もうあっという間に8月ですね。

北海道は、来月にはもう山の木々が紅葉してしまうので、夏はだいたいあと1か月くらいです。

ホント、北海道の夏は駆け足どころかダッシュで駆け抜けていくような感じです。

短かい夏を大切に過ごさなければと、毎年思います。

 

さて、昨日夕飯の野菜スープを作っていたところ、スープが手にはねて少し火傷してしまいました。

急いで水につけたのですが、患部に赤みが出てじんじんと痛み出したため、ラベンダーの精油を塗ったところ、あっという間に痛みが消え、すぐ赤みも消えてしまいました。

久々に「おおっ!すごい!」と感動。

やっぱりラベンダーはすごいです。

以前にも、食事の支度中、揚げ物をしていて手に油がはねた時も、同じように水で冷やした後、ラベンダーを塗ってすぐに治ってしまったことがありました。

ラベンダーは本当に便利で、精神的作用や肉体的作用、皮膚的作用があり、生活や美容や健康に何でも役立ちます。

 

≪精神的な適応症状≫

ストレス、緊張、イライラ、不安、恐怖、うつなど

 

≪肉体的な適応症状≫

不眠、あらゆる痛み、自律神経のアンバランス、慢性疲労、冷え性、けが、打撲、気管支炎、免疫低下、

風邪、脚の疲れ、高血圧など

 

≪皮膚的な適応症状≫

手荒れ、火傷、にきび、キズ、マメ、靴ずれ、皮膚炎、帯状疱疹、かゆみ、虫さされ、妊娠線

 

個人的に使用する物で、精油を使ったクリームや化粧水、ボディオイルなどを作る時は、ラベンダーを必ず入れます。

また、眠れない時、蚊にさされた時、体が冷えた時、疲れた時、イライラする時、緊張する時など、芳香浴やアロマバスでいつも使用しています。

1本あるととても便利です。

精油の購入に迷ったら、ぜひラベンダーを選んでみてください。

フィリピンのサンパギータ精油

2012年6月5日(火)

 

札幌でアロマトリートメントのHERB GARDENにご来店いただき、ありがとうございます。

 

今日の札幌は、カンカン照りで日差しが強く、暑いくらいでした。

そのせいか空気が乾燥し、何だか肌がカサカサ・・・。

アロマトリートメントのお客様をお見送りした後、何となく自分の腕を触ってみると、肌がカサカサどころがガサガサ!

慌ててホホバオイルを腕につけようとしましたが、ふと思いついて「サンパギータ」のアロマ精油をつけてみました。

 

サンパギータとは、東南アジアに自生するジャスミンの1種の植物で、フィリピンの国花でもあります。

白い花の香りは強く、ジャスミンティーに使われるそうですが、サンパギータのアロマオイルになると、香りがギュッと濃縮し、南国らしい濃く甘~い甘~い香りになります。

このサンパギータオイルは、東京の「セブ式ヒロット」のサロンで知り、初めて香りを嗅いだ時に、「ビビビ」と一目惚れ(一嗅ぎ惚れ?)してしまい、購入したものです。

「ヒロット」とは、フィリピンの伝統的なトリートメントで、動きの早い手技と、グイグイと筋肉に深くアプローチしていく(という印象の)オイルマッサージです。

トリートメント前のフットバスはココナッツミルク入りで、部屋が甘~い香りで満たされ、「南国っぽい!」とワクワク。

トリートメントオイルはサンパギータにしていただき、部屋が今度はたちまちジャスミンの甘~い香りに満たされ、目を閉じたら意識がフィリピンに飛んで行きました。うっとり癒されました~。

貴重なオイルで珍しいため、普通のアロマサロンで扱っているところはないのではないでしょうか。おそらく「ヒロット」のサロンしか取扱いがないと思います(たぶん)。

でももし、このサンパギータに出会うことがあったら、ぜひ濃厚な香りをゆっくり嗅いでみてください。うっとり癒されます。私はいつもとろけそうになります。

ローズなどの甘い香りがお好きな方は、きっとイチコロですよ。