ストレスや冷え、むくみ、不眠、便秘、首・肩こりなど、心身の不調に合わせたアロマトリートメントで症状の改善を目指します。

メディカルハーブとアロマの自然療法室

札幌 HERB GARDEN

札幌駅近くでオーガニック精油を使用したアロマトリートメント

アクセス

JR札幌駅10分
地下鉄さっぽろ駅
16番出口から7分

健康に関するお役立ち情報 1

札幌にあるアロマトリートメントのお店「HERB GARDEN」のブログ記事です。ダイエットや冷え、ストレス、果物アレルギー、肌乾燥のかゆみ、紫外線、オリーブオイルの健康効果、肩こり、首こりなど、健康に関する情報を書いています。

果物アレルギー ~花粉症も併発~

2017年7月3日(月)

 

札幌でアロマトリートメントのHERB GARDENにご来店いただき、ありがとうございます。

 

先日、マッサージでご来店の新規のお客様。

初回はカウンセリングシートに現在のご体調についてご記入いただいており、その中にアレル

ギー(花粉症やアトピー性皮膚炎など)の有無も、質問させていただいておりますが、

そのお客様は、「花粉症」と「果物アレルギー」とご記入。

具体的な種類をお聞きすると、花粉症は「シラカバ」と「ハンノキ」。

果物は「リンゴ」「モモ」「キウイ」「ナシ」と。

 

実は花粉症と果物アレルギーは関係があります。

今回は果物アレルギーと、花粉症との関係性について書きます。

 

果物アレルギーは、

アレルギーがある果物を食べると、喉がイガイガしたり、口のまわりがかゆくなったり、

唇が腫れるという「口腔アレルギー症候群」があります。

果物のアレルゲンは通常、胃や十二指腸で分解されるため、重篤な症状に至ることはほとんど

ありません。

しかし、ゴム手袋など天然ゴムを使用した製品に反応する「ラテックスアレルギー」の方は、

バナナ、マンゴー、キウイなどの南国系の果物に反応することがあり(ラテックスフルーツ症

候群)、重度のアレルギー反応やアナフィラキシーショックを引き起こすこともありますの

で、注意が必要です。

また、果物アレルギーは、花粉症を併発することがあります。

前述のお客様も花粉症がありましたが、果物の中には花粉症のアレルゲンと似た構造の物質が

含まれるため、果物アレルギーがある方は、花粉症もある方が多く、逆に花粉症がある方で、

今まで果物アレルギーに気がつかなかった方は、アレルギー反応を起こす果物があるかもしれ

ませんので、注意してみるとよいです。

 

■花粉の種類とアレルギー反応を起こす可能性がある果物

花粉の種類と果物には、対応関係があり、全ての果物でアレルギーが起こるわけではありません。

本州で多い「スギ花粉」は対応する果物がほとんどありませんが、北海道に多い「シラカバ」

や「ハンノキ」は、リンゴやモモ、キウイなど、多くの果物や野菜が対応します。

ダイエット方法  ~食事と運動~

2017年6月27日(火)

 

札幌でアロマトリートメントのHERB GARDENにご来店いただき、ありがとうございます。


先日、友人と話をしていた時のこと。

友人が少しでも痩せたくてエステサロンに週2回通い、痩身マシンをかけたが3か月経っても、

1cmも痩せず、諦めて通うのをやめ、代わりに毎日習慣にして食べていた一口チョコ4粒を

食べるのを止めたところ、1か月で1cmサイズダウンしたとのこと。

別の友人は、夏の水分摂取量が増える時期に、甘いジュースを沢山飲んだところ、2kg太り、

「これじゃ、いかん!」とジュースをやめ、麦茶に変えたところ、すんなり元の体重に戻った

とのこと。

さらにまた別の友人は、毎年毎年体重が増えて自己最高記録を更新し続け、

「これはヤバい!」とジムに通って運動すると、2か月で10kg痩せたとのこと。


食べる量を減らすか、食べる物を変えるか、運動して消費カロリーを増やすか。

結局、ダイエットって、これなんです。

 

~運動をしたくない場合は、食べる量を調整する~

一般的には、食事などで摂取量が7000kcal増えると、1kg体重が増えるといいます。

例えば、350kcalのケーキを毎日食べ続けると、だいたい20日後に体重が1kg増えると

いった感じ。

この計算でいくと、逆に、例えばご飯を茶碗1杯269kcalを、一日1杯分減らせば、だいたい

26日後に1kg痩せる計算になります。おかわりをやめればいいわけです。

 

~食事の量を減らしたくない場合は、運動をする~

例えば、体重50kgの人が、毎日60分のランニングをすると、消費カロリーは約420kcal。

上記の計算でいくと、だいたい17日後に1kg痩せます。

ウォーキングだと、体重50kgの人が毎日60分歩いて、消費カロリーは約220kcalですので、

だいたい32日後に1kg痩せる計算になります。

 

~食事の量も減らしたくないし、運動もしたくない場合は、食べる物を変える~

ピザやパスタ、グラタン、キッシュ、ハンバーグ、コロッケ、ドリア、オムライス・・・。

どれも美味しそうですが、カロリーも脂肪の量もとても多く、食べ続けていたら太ります。

食事の量を減らすなんて無理、という場合は、これらの洋食を、あっさりした和食に

変えましょう。

和食にするとカロリーも脂肪の量も減らすことができ、痩せやすくなります。

洋食では例えば、グラタンは約500kcal、脂質約30g、ハンバーグは約600kcal、脂質約40g

カルボナーラのパスタは約800kcal、脂質約40g、ピザは約600kcal、脂質約30g・・・。

あっさりした和食だと例えば、

とろろそばは約380kcal、脂質約5g、たぬきうどんは約370kcal、脂質約5g、

炊き込みごはんは約240kcal、脂質約1.5g、アジの塩焼きは約82kcal、脂質約3g・・・。


では、ある日の食事を考えてみます。

〇洋食の場合

カルボナーラのパスタ(800kcal、脂質約40g)、シーザーサラダ(240kcal、脂質約20g)

コーンスープ(約85kcal、脂質約3g)、バニラアイスクリーム(約320kcal、脂質約14g)

計 1445kcal、脂質77g

 

〇あっさり和食の場合

ごはん(約270kcal、脂質約0.5g)、わかめの味噌汁(約20kcal、脂質約0.5g)

アジの塩焼き(約82kcal、脂質約3g)、きんぴらごぼう(約97kcal、脂質約3.1g)

ほうれん草の胡麻和え(約61kcal、脂質約3.6g)、わらび餅(約27kcal、脂質約0.5g)

計 557kcal、脂質11.2g

どうですか?こうしてみると、洋食と和食では、カロリーも脂質量も全然違いますね。

 

おやつの場合も、

ケーキ(約350kcal、脂質約26g)をやめて、みたらし団子(約158kcal、脂質約0.3g)、

シュークリーム(約245kcal、脂質約14g)をやめて、草餅(約115kcal、脂質約0.2g)、

プリン(約113kcal、脂質約5g)をやめて、フルーツゼリー(約77kcal、脂質約0.06g)、

バニラアイス(約320kcal、脂質約14g)よりも、ガリガリ君(69kcal、脂質0g)・・・。
 

 

世の中、色々なダイエット方法がありますが、結局、運動と食事の工夫なんです。

紫外線のA波とB波、日焼け止めのSPF

2017年5月22日(月)

 

札幌でアロマトリートメントのHERB GARDENにご来店いただき、ありがとうございます。

 

5月も下旬。だんだん気温が高くなり、日差しも強くなってきましたね。

皆さん、紫外線予防対策していますか?

「真夏じゃないんだし。まだまだ日焼け予防なんてしなくて大丈夫」と思ったら間違いです。

紫外線の量は3月から増え始め、5月にはもう7月や8月の真夏並みに強くなります。

「家の中だし」「10分くらいだけだから」と油断すると、うっかり日焼けしてしまい、

しみやしわの原因になるため、この時期からしっかりした紫外線対策が必要です。
 

日焼けは、紫外線で皮膚のDNAがダメージを受けることで起こります。

ダメージは修復され、その際、炎症が起こるため、紫外線を浴びて少しすると赤くなり、

ピリピリと痛みます。

赤い日焼けは2~3日で治まり、その後、黒色色素のメラニンが多く作られ、黒く日焼けした

状態が、数週間~数か月間続きます。

 

地上に届く紫外線は、「A波」と「B波」の2種類あります。

■A波 ~しわやしみ、たるみの原因~

長い波長の紫外線で、肌の奥の真皮へ届き、ハリや弾力を生むコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す繊維芽細胞を破壊するため、しわやたるみの原因となります。
また、メラニン色素の合成を増やし、シミが目立つ原因をつくります。
雲や窓ガラスを通してしまうため、室内にいるときでも対策が必要です。

■B波 ~日焼けやシミの原因~

短い波長の紫外線で、細胞を損傷して肌表面に炎症を起こし、火傷のように赤くなって、
日やけの原因となります。
またメラニン色素が沈着して、しみやそばかすの原因にもなります。

 

 ~日焼け止めに記載されている「SPF」と「PA」とは? ~

■SPF (SPF50などの表記)

紫外線のB波からお肌を守り、日焼けを防ぐ効果を示す指数です。
20分程の間に何も付けていない素肌と比べ、日焼けが始まるまでの時間を、何倍に伸ばす
かという目安の数字です。

例えば、SPF10の場合、20分×10=200分。つまり3時間20分。3時間20分までは日焼けが
抑えられるということになり、SPFの数値が高い程、日焼けを防ぐ効果が高くなります。

■PA (PA+++などの表記)

紫外線のA波によるダメージからお肌を守る効果を示しています。
+の数が多い程効果が高くなります。

 

 

浴びた紫外線をなかったことにはできません。
毎日5分だけでも紫外線を浴びていれば、ダメージが蓄積されていきます。

「ちょっとだけだし」「これくらい大丈夫」とは思わず、今からでも日焼け止めや日傘、
帽子、サングラスなどの紫外線対策をしっかりやりましょう。

オリーブオイルの健康効果と美肌効果

2017年5月15日(月)

 

札幌でアロマトリートメントのHERB GARDENにご来店いただき、ありがとうございます。

 

昨年、家庭の調理用のオイルをオリーブオイルに変えてみました。

実家からオリーブオイルが届いたり、友人からオーガニックのオリーブオイルを

いただいたりしたので、「よし、せっかくだからなるべく使おう!」と思ったはいいが、

イタリアンの料理を作ることぐらいしか思い浮かばず、う~む、どうしよう・・・と

思っていたところ、マッサージのお客様から「あーら、うちは和食だろうが、揚げ物だろう

が、ぜーんぶオリーブオイルよ。」と言われ、「えー!」とびっくり。

早速、煮もの料理に使ってみましたが、味は変わらず、「なーんだ、そうか。」と、

その後もカレーやグラタン、野菜炒め、シチュー、オムライス、スープなどなど、

いろいろな料理に使ってみましたが、味は変わらず、違和感なし。

以来、オリーブオイルを頻繁に調理に使っています。

オリーブオイルは、不飽和脂肪酸の一種である「オレイン酸」が70~85%程含まれており、

色々な健康効果があります。


■コレステロールを減らす

肥満や糖尿病、高血圧といった生活習慣病の原因になる「悪玉コレステロール」を減らし、
余分なコレステロールを回収して肝臓に運んだり、血管壁に沈着して蓄積したコレステロールを取り除いて動脈硬化を防ぐ「善玉コレステロール」を増やす働きをします。

■便秘を解消

腸に刺激を与えて蠕動運動の動きを活発にする働きがあります。

■抗酸化作用

オレイン酸は不飽和脂肪酸では最も酸化されにくく、活性酸素と結びついて過酸化脂質を
つくりにくいため、発がんを抑制したり、動脈硬化・高血圧・心疾患などの生活習慣病を
予防・改善します。


■美肌

食用とは別に「化粧品」として販売されているオリーブオイルは、美容効果があります。
顔やボディ、髪にも使え、お肌に使用すると、やわらかくして乾燥肌をやさしく保護し、
シミやシワを予防する働きがあります。また、抗炎症作用もあり、日焼け後の肌にも
おすすめです。

 

オリーブオイルにはグレードがありますが、「エクストラ・バージンオイル」が

一番おすすめです。

健康効果があって、食べてもよし、お肌に塗ってもよし。ぜひ和食料理でもためらわずに使ってみてくださいね。

内蔵によい食べ物

2017年4月10日(月)

 

札幌でアロマトリートメントのHERB GARDENにご来店いただき、ありがとうございます。

 

先日、ある人から、「あなた、もっと食べる物に気を使って。じゃないと年取った時に内臓の

病気になるよ。特に『肝臓』と『膵臓』に気を付けて。あと『肺』と『消化器官』も強くな

いわね。内臓の働きを助けて、負担をかけない食べ物を、バランスよく何でも食べてね。」と

言われ、「う~む、そうか・・・。」と考えさせられることがありました。

確かに、料理は毎日しているのですが、栄養バランスだけを考え、内臓への働きまでは、

あまり考えていなかったかも。

献立を考える時も、「炭水化物とたんぱく質、ビタミンにミネラルに食物繊維・・・と、

これでいっか。」といった感じ。

毎日、体調や健康維持のためのハーブを7種類程服用し、肝臓の働きを助けるハーブ、

膵臓の負担を軽くするハーブなどは摂取していますが、過信してはいけないとわかっていなが

らも、安心していたところがあるかもしれません。

そうか、栄養面だけではなく、内臓によい食品という観点から食品を選んでみるのも大事

なんですね。

ということで、まとめてみましたのでご紹介いたします。


■内臓によい食品


【肝臓によい食品】

しじみ、かぼちゃ、トマト、大豆製品(豆腐、納豆、味噌など)、レバー、牡蠣、ごま、
卵、牛乳、わかめなどの海藻類など。

【胃によい食品】

大根、牛乳、しょうが、やまいも、キャベツ、にら、春菊

【腸によい食品】

納豆、味噌、ヨーグルト、オリゴ糖、チーズ、キムチ

【肺によい食品】

にんじん、玉ねぎ、きゃべつ、オレンジ、しょうが、魚、りんご、大根、ねぎ、なし

【膵臓によい食品】

しじみ、牡蠣、チーズ、レバー、大豆製品、イカ、タコ

【腎臓によい食べ物】

しじみ、牡蠣、昆布、イワシ、カツオ、大豆製品、ごま、キャベツ

 

体質的に胃腸が弱い、お酒や脂っこい食事が多くて肝臓に負担かけることが多い、

普段から便秘がち、白いご飯や麺類、甘い物が好きで膵臓に負担かけることが多い、など、

自分の弱いところ、疲れさせてるところなどを意識して、その内臓に良い食品を積極的に

摂取してみるとよいですね。

もちろん、内臓に負担をかけてばかりの食事を摂ってる場合は、まず食事内容を見直す方が

大事なのですが。

お肌が乾燥すると出るかゆみ

2017年1月23日(月)

 

札幌でアロマトリートメントのHERB GARDENにご来店いただき、ありがとうございます。

 

今日の札幌の最高気温はマイナス4度。大寒で本格的な寒さが続いております。

 

さて、先日マッサージでご来店のリピーターのお客様。

いつもお肌が乾燥してザラザラしており、「おうちでもクリームを塗って保湿してください

ね。」と、もはや定番化してしまったアドバイスを毎回繰り返ししていましたが、

先日はとうとう、「寒いから今年初めて『裏起毛』の靴下を履いたら、もー、足がかゆくっ

て、かゆくって、湿疹ができちゃって・・・。」と。

そう、お肌が乾燥すると、かゆみや湿疹が出てくるんですよね。

皮ふの表面には、水分を含んだ「角質」と、皮脂でできた「皮脂膜」があり、刺激や寒さ、

服の摩擦、ほこりなどの異物を防ぐバリアの働きをしています。

健康的な肌は、このバリアがしっかり働き、刺激や異物の侵入を防いで、肌に異常があらわれ

にくいのですが、冬の空気の乾燥や暖房が効いた室内の乾燥などによって、肌表面の水分や

皮脂がうばわれ、乾燥すると、このバリアの働きが弱まり、刺激や異物が肌に侵入しやすくな

ってしまいます。

刺激や衣服の摩擦やほこりなどの異物が侵入すると、肌のかゆみを感じる知覚神経と接し、

かゆみが生じてしまうのです。

肌乾燥が進んでひどくなると、肌バリアの機能がさらに弱まり、わずかな刺激にも反応しやす

くなってしまい、ますますかゆみや湿疹が出やすくなってしまいます。

今まで使っていて肌の異常を感じなかった化粧品が、「何だかピリピリする」と感じたら、

もしかしたら、乾燥により、敏感肌になってしまっているかもしれません。

そもそも肩こりはなぜ起こるのか?

2017年1月16日(月)

 

札幌でアロマトリートメントのHERB GARDENにご来店いただき、ありがとうございます。

 

ここ1週間くらいは数年ぶりの大寒波で全国的に震える寒さとなっています。

北海道はマイナス30度、札幌でもマイナス12度近く。

当店でも朝、部屋の暖房を入れようとしたら、現在室温が「Lo」の表示・・・。

「えええ?どうゆうこと? 1度? 0度? まさかマイナス?」とパニック。

電源を入れても室温が全然上がっていかず、ますます焦っていました。

恐ろしや、北海道の冬・・・。

 

さて、こんなに寒い日が続くと、マッサージでご来店のお客様も、寒さで血行が悪くなった

のか、いつもよい肩こり、腰痛の症状が多くなっていました。

そもそも肩こりは、どういうふうにして起こるのでしょうか。

肩こりとは、

首や肩などの筋肉が緊張し、硬くなった状態や痛みを感じる状態をいい、

その原因は、姿勢の悪さ、運動不足、ストレス、寒さなどにより、血流が悪くなって起こります。

姿勢の悪さなどによって筋肉の緊張状態が続くと、血管が収縮し、血流が悪くなり、

それによって老廃物、疲労物質の排出が鈍くなってたまり、酸素も十分に運ばれなくなって

しまいます。酸欠状態になった筋肉の中では、「発痛物質」が生成されて痛みを感じるように

なるのです。

ここ最近は、スマホ操作による頭の前傾姿勢で首、肩のこりが大変多く、それによるネコ背や

首の「ストレートネック」により、ますます「こり」がひどくなるという悪循環になっている

ケースが目立ちます。

 

こりを感じたら、お店でマッサージを受けてこりをほぐし、おうちでは毎日ストレッチや入浴

などで、筋肉の緊張をほぐして血流を促すようにしましょう。

 

また、座っている時、立っている時、歩いている時など、長時間、頭が下に向いたままに

なっていないか、ネコ背姿勢になっていないか、かばんをいつも同じ肩ばかりにかけていない

か、普段から意識して気をつけ、そもそもこりの原因を取り除くことも、心がけましょう。

その不調、首こりによる自律神経の乱れかも

2016年3月2日(水)

 

札幌でアロマトリートメントのHERB GARDENにご来店いただき、ありがとうございます。

 

さあいよいよ3月です。なんとなく気分的に「ああ、ようやく春が・・・。」とウキウキするところですが、札幌は大雪&暴風雪で一気に冬に逆戻り。明日からは晴れるので、雪が早くとけてほしいところです。

 

さて、首のこりが原因で自律神経が乱れ、色々な心身の不調が起こることをご存知でしょうか?

病院へ行っても異常は見当たらない。

頭痛と便秘に不眠に・・・とそれぞれ病院へ行って薬を飲んでいるという方。

首や肩のこり、ひどくないですか?

 

先日マッサージにいらしたリピーターのお客様。

前回は1か月前で、その時はご新規でいらしてくださったのですが、心身の不調があまりに多く、とてもお辛そうでした。

頭痛にめまい、イライラ、落ち込み、首こり、肩こり、腰痛、不眠、便秘・・・。

うーん、これは自律神経の乱れかな、と、
首・肩を触診すると、ガチガチに凝り固まっており、首はストレートネック。
自律神経を整える作用のあるアロマ精油を使用し、自律神経を刺激しながらリラックスして神経を鎮めるようにアロマトリートメント。
最後に整体でこりをほぐし、体のゆがみを整えました。

 

「前回のマッサージの後、お体の調子はいかがでしたか?」と聞くと、
「すごいです。頭痛もめまいも肩こりも腰痛もなくなりました。あの日の夜はぐっすり眠れたし、便秘は翌日解消されました。」と。

お、いい感じ。

この方の場合、ストレートネックで首と肩こりがガチガチで凝り固まっており、そのこりをほぐしたことによって、自律神経が整え、不調が改善されたようです。また、自律神経を整える精油の働きと、アロマトリートメントのリラックス作用で、高ぶった神経が鎮められ、相乗効果で大きな改善がみられたのだと思います。

 

「首と自律神経は、どんな関係が?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、

首には体の機能を調整する自律神経が通っており、首の筋肉がかたく凝り固まったままになると、神経の情報伝達がうまくいかず、自律神経の働きが妨げられ、頭痛、めまい、不眠、便秘、冷え、全身倦怠感などの不調があらわれやすくなるのです。

 

特に、頭を長時間、前傾姿勢にすることによってストレートネックになってしまった方に、不調が出やすいです。

 

長時間のパソコン、スマホなどによる姿勢不良には気を付けましょう。

こりがひどい場合は、我慢せずにマッサージに行ってくださいね。

冷えの自覚がない冷房病

2014年8月10日(日)

 

札幌でアロマトリートメントのHERB GARDENにご来店いただき、ありがとうございます。

 

3年前の大震災前は、毎年夏になると、新聞やテレビ、健康雑誌などでよく見かけた「冷房病」の文字。

冷房病や冷房病対策についてのあれこれが、あちこちでよく書かれていたのを目にしました。

しかし、震災後は、オフィスでも家庭でも「節電対策」で、夏の冷房の設定温度を高めにするところが多くなり、よって、冷えすぎる冷房で体調を崩して病院に行く人(特に女性)がいなくなったと、以前新聞記事で読みました。

思えば、最近「冷房病」の文字を、あまり見かけなくなりました。

けれど、やはり夏の冷房によって体調を崩す方はいて、当店にも毎年何人かはいらっしゃいます。

 

冷房病は、

冷房が強くきいた場所に長時間いると体が冷え、また、室内との差が5℃以上ある外気温にさらされることを繰り返すことにより、自律神経が乱れ、体にさまざまの不調があらわれることをいいます。

 

症状は、

体の冷え、頭痛、首・肩こり、腰痛、だるさ、腹痛、むくみ、食欲不振、疲労感、下痢、便秘、めまい、不眠、生理痛などなど・・・。

 

実は、「冷え」の自覚がない方もいます。

自覚がないので、冷房の風にあたっても「冷え」「寒さ」を感じず、本人には原因がわからないまま、「冷え」による体調不良を起こしている・・・。

これは一番コワいパターンです。

「冷え」「寒さ」の自覚がないので、強い冷房に平気で長時間あたったり、ビールやアイスなどの冷たい飲み物、食べ物を摂り続けるため、いつまでも体が冷えたままで、体調不良も治らない・・・。

原因がわからず、体が冷えてるとは思っていないので、本人も「冷え対策」をしないのです。

 

先日も当店に、冷房による冷えの自覚がなく、体調不良を起こした方がいらっしゃいました。

やはり頭痛、だるさ、肩こり、むくみ、めまいなどの症状が出て、お辛いよう。

夏なので気温は高かったのですが、体を冷やさないように施術室は扇風機もつけずにトリートメント。

アロマ精油は、自律神経を調整し、血行を促進するラベンダーやローズマリー、マジョラム、ゼラニウムを使用。

さらに、ぽかぽかに温めた「ハーブホットパック」を背中と腰に当てて、体を温めます。

 

施術後は、血行を良くし、体を温めるハーブをブレンドした温かいティーをお出しすると、お客様は「体が温まりました~。」と笑顔。

 

夏の気温は高いけれでも、冷房は弱めにし、夜もシャワーだけではなく、ちゃんとお湯に浸かって、体を温めましょうね。

ストレスにヘッドマッサージ

2013年4月26日(金)

 

札幌でアロマトリートメントのHERB GARDENにご来店いただき、ありがとうございます。

 

当店で、ボディのアロマトリートメントをした後、オプションのヘッドマッサージをしていると、よく頭(頭皮)が固くなっている方がよくいらっしゃいます。

そういう方はだいたい強いストレスを抱えていたり、何か問題を抱えていて一日中考え事をしていたり、といった場合が多く、頭皮がカチカチに固まって、動かなくなってしまっています。

強いストレスや不規則な生活、また、仕事で計算など頭をよく使ったり、一日中悩みなどの考え事が多くなると、頭皮が固くなることがあります。


そんなときは、普段からご自宅でのセルフマッサージもして、ゆるめてあげましょう。脳の緊張がほぐれ、心身の緊張もとれてきます。


頭皮マッサージは、5本の指の腹を使って、気持ちいいと感じた箇所を、ゆっくり円を描くように、ほんの少し強めにマッサージをします(強すぎないように注意)。


できれば頭全体をやる方がよいです。

また、耳全体をまわしたり、ひっぱったり、髪の毛をひっぱったりするのも効果的です。

首にもこりがあって辛い方は、頭を少しだけ上に向くと、首の筋肉がゆるみますので、頭が終わったら首のマッサージもついでにやりましょう。


頭と首の境い目のきわきわ部分も、肩こりや頭痛、眼精疲労などによいツボが集まっていますので、一緒にやります。両手の親指をきわきわ部分に当て、軽く押しながら小さな円を描くようにマッサージし、少しずつ左右に移動していきます。


頭皮マッサージは、机の上に肘をついておこなうことができますので、職場でデスクワークをしている時などでも、ちょっと休憩してやってみてください(周りからは、悩みがあって頭を抱えているように見えてしまうかもしれませんが(^_^;))

 

私も毎晩、お風呂上りに頭皮マッサージをしています。

髪をドライヤーで乾かす前に、少し頭を上に向け、頭~首~頭と首のきわきわをやさしくやります。

長い時間おこなう必要はありません。2分でも3分でもOK。たまに長くおこなうよりは、少しの時間でも毎日おこなう方が効果的ですよ。