上記の目的に合わせたアロマ精油を使ってアロマオイルを作り、患部に塗布します。
お腹や背中、脚、腕、首などにアロマオイルを塗りながら香りを嗅ぎます。
脚はマッサージしながら塗布するのがおすすめ。背中は家族の方など、人にやってもらうとよいでしょう。
 

【材料】

・植物性オイル（ホホバオイルなど）　20ｍｌ
・上記で紹介した精油　　 1～4滴以内
・遮光瓶

【作り方】

植物性オイルに精油を加え、よく混ぜ合わせたら遮光瓶に入れます。

【使い方】

便秘や下痢などの胃腸のトラブルには腹部に、肩こりや腰痛、ストレス、緊張などには背中に、脚の疲れや冷え、むくみには脚などに、アロマオイルを塗布します。
軽くさすったり、揉んだりして精油を浸透させましょう。

便秘の時のお腹や脚には、軽くマッサージしながら塗ると効果的です。

終わったら洗わず、タオルやティッシュで表面を軽くふき取るだけにしてください。

ただし、皮膚がピリピリしたり、肌に違和感を感じた場合は、かぶれなどの肌トラブルを防ぐために、よく洗い流してください。

※敏感肌の方は、精油をまずは1滴から試して刺激がないか、使用前に確認してください。

※オイルは直射日光が当たらない涼しい場所で保管し、1か月以内に使い切ってください。

安眠や疲労回復、ストレス解消、緊張・不安の緩和、便秘、冷えなどにはアロマバスがおすすめです。

無水エタノール10mlに、上記の目的に合わせた精油1～４滴落としてよくかき混ぜたら、ぬるめのお湯（38～39度）をはった浴槽に注ぎ入れ、お湯をかき混ぜて15分程ゆったり入浴します。

※敏感肌の方は、精油をまずは1滴から試して刺激がないか確認してください。

※精油を無水エタノールに溶かさずに直接浴槽のお湯に入れると、しばらくして精油がお湯の表面に浮かび上がり、肌に触れた時にかぶれを起こす場合があります。
肌トラブルを起こさないよう、無水エタノールに溶かしてからお湯に入れてください。

もし刺激を感じたら、すぐにお湯から出て肌を洗い流してください。

体の末端にある足を温めると、体全体の血行が良くなり、温まります。
また、硬くなったかかとの皮膚をやわらかくしたり、体に痛みがあるところは温めることで痛みがやわらぎます。

～やり方～

大きめで深さのある洗面器かバケツにお湯を入れます。
無水エタノール10mlに、上記で紹介した目的に合わせた精油1～４滴落としてよくかき混ぜたら、お湯に注ぎ入れてかき混ぜ、足首の上からふくらはぎの下くらいまで１０～１５分つけます（敏感肌の方は注意）。

終わったら洗わず、タオルでふき取ります。

ただし、皮膚がピリピリしたり、違和感を感じた場合は、よく洗い流してください。

※敏感肌の方は、精油をまずは1滴から試して刺激がないか確認してください。

※精油を無水エタノールに溶かさずに直接お湯に入れると、しばらくして精油がお湯の表面に浮かび上がり、肌に触れた時にかぶれを起こす場合があります。

温湿布

便秘や下痢、肩こり、腰の痛み、関節の痛み（慢性痛）などがある時はアロマの精油を使用した温かい湿布を作って患部を温めます。

洗面器に熱めのお湯を入れ、上記の目的に合わせた精油1～2滴を落としてよくかき混ぜた後、タオルを漬けます。
タオルを絞って、肩や腰、お腹などの患部に10分程当てます。
湿布の上にラップをのせ、さらに乾いたのタオルをのせると、冷めにくく、保温できます。