ストレスや冷え、むくみ、不眠、便秘、首・肩こりなど、心身の不調に合わせたアロマトリートメントで症状の改善を目指します。

メディカルハーブとアロマの自然療法室

札幌 HERB GARDEN

札幌駅近くでオーガニック精油を使用したアロマトリートメント

アクセス

JR札幌駅10分
地下鉄さっぽろ駅
16番出口から7分

アロマテラピーとは

アロマテラピーについての基本的なことをご説明いたします。アロマテラピーとは?精油とは?どんな働き?どんな症状にいいの?どんな方法でやるの?など、アロマについてのいろいろを、わかりやすくご紹介します。

アロマテラピーとは

アロマテラピーとは、アロマ(Aroma・芳香)とテラピー(Therapy・療法)を合わせた造語で、自然療法の一つです。

芳香植物の中に含まれる香り成分だけを抽出した「精油」を使用して、香りを嗅ぐことを「アロマテラピー」といいます。

精油の持つ植物の働きは薬理的な作用をもち、心や体、肌に対してやさしく働きかけて、人間が本来持っている自然治癒力を高め、心身の不調の改善や健康維持・増進に役立てることができます。

アロマテラピーの目的・役立ち

アロマテラピーは、精油の香りを嗅いで、軽度の不調の改善、病気の予防、心身の健康やリラクゼーションストレスの解消などを目的とする自然療法です。

アロマテラピーの目的

  • 軽い不調の改善(ストレス、イライラ、疲労、冷え、むくみ、便秘、頭痛、肩こり等)
  • 自律神経の調整や、ホルモンバランスの調整
  • 病気の予防
  • 健康増進
  • 免疫賦活
  • 美容(肌荒れ、美白、デトックス、代謝促進、年齢肌、保湿)

こんなことに役立ちます

  • 緊張した神経を鎮め、ストレスや不安、緊張、ショック、落ち込みなどを和らげます。
  • 筋肉のこりをほぐし、痛みを緩和し、疲れを取ります。
  • 滞った血液やリンパの流れを促し、冷えやむくみを予防・緩和します。
  • 免疫力を上げ、自分の持っている自然治癒力を高めます。
  • 弱ったり、疲れた胃や腸、肝臓、腎臓などの臓器を活性化し、働きを助けます。
  • 内分泌(ホルモン)のバランスを調整し、整えます。
  • 自律神経を調整し、不眠や便秘、冷えなどの不調を緩和します。

アロマテラピーで使用する「精油」とは

アロマテラピーで使用する「精油」とは、芳香植物にわずかに含まれる香りの成分のことで、純度100%のピュアオイルです。

製造方法は、花や葉、皮、根などを蒸す「水蒸気蒸留法」や、かんきつ類の果実の皮を絞る「圧搾法」、溶剤を使って植物の芳香成分を抽出する「溶剤抽出法」があります。

精油は抽出した植物の種類によって香りが一つひとつ異なります。

また、精油の芳香成分には薬理作用をもち、香りを嗅ぐことで、粘膜や皮膚を通して精油の芳香成分が体内に入り、心や体、肌に対してやさしく働きかけます。

それぞれの芳香成分によって働きが異なるため、精油の種類によって働きもそれぞれ異なる特徴があります。

心身の状態や肌の状態、また気分によっても精油をいろいろ使い分けることができます。

アロマテラピーの香りの分類

精油の香りは、抽出した植物によって香りが異なります。それぞれの香りは特徴をもち、タイプ別に分類できます。

ハーブ系、フローラル系、樹木系、カンキツ系、オリエンタル系、
スパイス系、樹脂系があります。

ハーブ系

ハーブ系の香りで、薬草をイメージさせるスッキリした香り。気分をリフレッシュする時などに役立ちます。

精油 : ローズマリー、ペパーミント、マジョラム、タイム、バジル

フローラル系

お花の甘く優雅で華やかな香りです。気持ちを落ち着かせてリラックスする働きがあります。

精油 : ローズ、ゼラニウム、ラベンダー、カモミール、ジャスミン、ネロリ

樹木系

森林をイメージさせるスッキリとしたさわやかな木の香り。リラックスやリフレッシュにおすすめの香りです。

精油 : ユーカリ、ティートリー、パイン(アカマツ)、サイプレス、ジュニパー

カンキツ系

フレッシュなフルーツの香り。みずみずしいさわやかな香りで、気分を明るく、前向きにする働きがあります。

精油 : レモン、グレープフルーツ、スィートオレンジ、マンダリン、ベルガモット

エキゾチック系

異国の雰囲気のある独特の香り。イライラやストレス、不安、緊張などを鎮め、精神を安定させる働きがあります。

精油 : イランイラン、サンダルウッド、パチュリー

スパイス系

料理にもよく使用される香辛料で、スパイシーで刺激的な香り。血流を促したり、胃腸の調子を整えたり、気力を充実させたりする働きがあります。

精油 : シナモン、クローブ、ジンジャー、ブラックペッパー

樹脂系

木の樹脂を原料した特徴的な香り。リラックス作用があり、気持ちを落ち着かせたり、呼吸器系の不調を改善したり、肌のひび割れなどにもよいです。

精油 : フランキンセンス、ミルラ、ベンゾイン

精油の作用

精油の芳香成分には薬理作用をもち、多岐にわたる働きがあります。

精油にはたくさんの種類の芳香成分が含まれ、それぞれに作用をもつため、1種類の精油はさまざまな働きし、心や体、皮膚に作用します。

心への作用

  • 鎮静作用ー中枢神経を鎮め、精神を落ち着かせる
  • 抗うつ作用ー憂うつな気分を明るくし、高揚させる
  • 催眠作用ー眠気を誘う
  • 抗不安作用ー不安をやわらげ、気分を明るくする
  • 精神安定作用ー不安定な状態の精神を安定させる
  • 多幸作用ー幸福感を高め、幸せな気持ちにする

体への作用

  • 血流促進作用ー血液の流れを促す
  • 自律神経調整作用ー自律神経のバランスを調整する
  • エストロゲン用作用ー女性ホルモンのエストロゲンに似た作用をする
  • 通経作用ー月経を促す
  • 鎮痛作用ー痛みを緩和する
  • 抗アレルギー作用ーアレルギー症状を緩和する
  • 血圧降下作用ー血圧をさげる
  • 鎮咳作用ー咳を鎮める
  • 健胃作用ー胃の働きを高める
  • 抗炎症作用ー炎症を緩和する
  • 筋肉弛緩作用ー筋肉の緊張をゆるめる
  • 緩下作用ー腸の蠕動運動を促し、便通をよくする
  • 免疫促進作用ー免疫力を高める

皮膚への作用

  • 鎮掻痒作用ーかゆみを緩和する
  • 癒傷作用ー傷の治りを早める
  • エモリエント作用ー硬い皮膚をやわらかくする
  • 収れん作用ー皮膚を引き締める
  • 皮膚細胞活性作用ー細胞の新陳代謝を促す
  • 瘢痕形成作用ー肉芽組織の形成を助け、傷などによって生じた器官の組織欠損の修復を促す

アロマテラピーの適応症状

アロマテラピーは、100%天然の芳香植物を使った自然療法です。

芳香植物から抽出された精油の作用は多岐にわたり、香りを嗅いだり、オイルに希釈して肌に塗布するなどして、体内に精油を取り込むことで、心身の不快症状をやわらげる働きがあります。

どんな症状に役立つのか一部をご紹介します。

アロマテラピーの適応症状

肩こり腰痛頭痛冷えむくみ不眠疲労
胃痛下痢便秘高・低血圧花粉症吐き気風邪
免疫低下心配不安落ち込みショックストレスイライラ
肌荒れニキビやけど老化肌かゆみ湿疹日焼け
月経前症候群(PMS)更年期症状月経痛月経不順関節炎筋肉痛打撲

精油を使ったアロマテラピーのやり方

アロマテラピーは、芳香植物から抽出された精油を使用して、香りを嗅ぎながら楽しみます。

アロマテラピーのやり方はいろいろあります。

自宅や職場で簡単にできるもの、専用アイテムを使用するもの、材料を揃えて手作りするものなど、自分に合ったやり方を見つけて楽しみましょう。

アロマテラピーのやり方

芳香浴

空気中に精油の香りを拡散させて、鼻から吸入します。

ディフューザーやアロマポットなどの専用アイテムを使用したり、
コットンやティッシュ、ハンカチに精油を落として香りを嗅いだりします。

アロマバス

バスタブや洗面器、バケツなどに溜めたお湯の中に精油を数滴落として入浴します。

全身浴や手浴、足浴などで、温めながら香りを嗅ぎます。

アロママッサージ

ホホバオイルなどの植物性オイルに精油を希釈してアロマオイルを作り、足や手、お腹、肩などに塗布してマッサージします。

精油の働きとマッサージによる血行促進、保湿効果の相乗効果が期待できます。

アロマ湿布

洗面器にお湯や水を溜めて精油を数滴落としてかき混ぜ、タオルを浸して絞ると、アロマ湿布ができます。

肩こりや首のこり、頭痛、眼精疲労、生理痛など、辛い箇所にアロマ湿布を当てます。