ストレスや冷え、むくみ、不眠、便秘、首・肩こりなど、心身の不調に合わせたアロマトリートメントで症状の改善を目指します。

メディカルハーブとアロマの自然療法室

札幌 HERB GARDEN

札幌駅近くでオーガニック精油を使用したアロマトリートメント

アクセス

JR札幌駅10分
地下鉄さっぽろ駅
16番出口から7分

肩こり・生理痛に効くアロマ湿布の作り方

仕事や家事で忙しく、首・肩こりや、腰痛、頭痛などの辛い症状はありませんか?
アロマの精油を使ったアロマ湿布は体にやさしく働きかけていき、肩や首、目などの辛いところに当てると、血行が促されて痛みが緩和され、辛い症状が楽になります。
自宅で簡単に作れるアロマ湿布におすすめの精油と作り方をご紹介します。

アロマ湿布とは

アロマ湿布とは、アロマの精油を使用して作る自然湿布で、辛い症状のある患部に当てて使用します。

精油のもつ鎮痛作用や血行促進作用、抗炎症作用などの薬理作用が体にやさしく働きかけ、肩こりや生理痛、冷え、腰の痛み、関節の痛みなどの辛い症状をやわらげます。

アロマ湿布から精油のアロマの香りが広がり、フローラルな香りでリラックスしたり、スーをした香りで気分がリフレッシュしたりと、精神的な香り効果も期待できます。

アロマ湿布は、植物のもつ作用と湿布の温熱効果で血行を促し、筋肉のこりや痛み、冷えなどの不調の改善に役立てることができます。

肩こりや生理痛などにアロマ湿布がおすすめの理由

アロマの精油を使用したアロマ湿布は、アロマの香りの効果と精油の薬理効果による相乗効果で、不快な症状の改善が期待できます。

 

●血行を促進し、筋肉のこりや冷えをやわらげる

アロマの精油には、血行促進作用や筋肉弛緩作用などがあり、デスクワークなどで凝り固まった筋肉の血行を促して疲労回復を助けたり、筋肉を緩めてこりを緩和する働きがあります。また、湿布の温熱効果との相乗効果で、肩こりや腰の疲れ、冷えなどの不快な症状を軽減して楽にします。


筋肉の炎症を鎮めて痛みを楽にする

アロマの精油には、抗炎症作用や鎮痛作用があり、打撲や捻挫、急性の腰痛など、炎症を起こして痛みがある筋肉や関節などの炎症を抑えて痛みを軽減する働きがあります。急性の炎症や痛みには、アロマの冷湿布を使用して炎症を抑えることで、冷却効果との相乗効果が期待できます。


辛い症状がある箇所だけに部分的に使用することができる

アロマ湿布は、辛い症状のある部分のみ集中的に使用することができます。肩のみ、お腹のみ、腰のみ、膝のみなど、着替えや服を脱ぐ必要がなく湿布を使用することができます。
 

●アロマの香りでリラックスやリフレッシュ

アロマ湿布は、ラベンダーやゼラニウムなどのフローラルな香り、パインの森林系の香り、ペパーミントやローズマリーのハーブ調のすっきり系の香りがやさしく広がります。リラックスして落ち着いたり、リフレッシュして気分がすっきりしたりなど、アロマの香り効果も楽しむことができます。

 

●安心の100%天然の植物成分

芳香植物から抽出した精油は、100%天然の植物成分です。
自然の植物の香り効果と精油がもつ薬理効果が、体にやさしく働きかけます。
心身に負担なく、こりや痛みなどの症状を鎮めるアロマテラピーは、不快症状の改善に役立つ自然の植物療法です。

症状別アロマ湿布におすすめの精油

アロマの精油には、血行促進作用や鎮痛作用作用、抗炎症作用などがあり、血流を促してこりを緩和したり、炎症を鎮めて痛みを楽にしたりする働きがあります。肩こりや生理痛、関節痛、頭痛などの症状別におすすめの精油をご紹介します。

おすすめ精油

肩こり、冷え、腰痛

ローズマリー、マジョラム、パイン

頭痛

ラベンダー、ペパーミント

生理痛

ラベンダー、ゼラニウム、マジョラム

打撲、捻挫

ラベンダー、ペパーミント

関節痛

ラベンダー、パイン、マジョラム

ローズマリー

作用 : 血行促進作用、抗炎症作用、鎮痛作用、鎮痙作用、うっ血除去作用

血行を促す働きや、炎症を鎮めて痛みを緩和する働きがあり、首や肩のこり、腰の痛み、関節の痛み、筋肉痛、神経痛をやわらげます。神経を刺激し、気力がなくだるいなどは、心を元気にします。スーとしたクリアな香りで、頭がはっきりします。

ラベンダー

作用 :  抗炎症作用、鎮痛作用、筋肉弛緩作用、鎮痙作用、鎮静作用

炎症を鎮めて痛みを緩和する働きがあり、首や肩のこり、生理痛、腰の痛み、頭痛、関節の痛み、筋肉痛などの痛みをやわらげます。打撲や捻挫などは直後に使用すると効果的です。フローラル調の香りで、リラックス作用が高く、イライラやストレスを鎮めます。

ペパーミント

作用 :  抗炎症作用、鎮痛作用、鎮痙作用、冷却作用、抗菌作用、抗ウィルス作用

血液・リンパの流れを促す働きや、炎症を鎮めて痛みを緩和する働きがあり、首や肩のこり、生理痛、腰の痛み、頭痛、関節の痛みなどをやわらげます。打撲や捻挫などは直後に使用すると効果的です。頭痛にはラベンダーとのブレンドがおすすめです。

マジョラム

作用 :  血行促進作用、血管拡張作用、抗炎症作用、鎮痛作用、抗痙攣作用、鎮静作用

体内の血管を拡げ、血流を促す働きや、炎症を鎮めて痛みを緩和する働きがあり、首や肩のこり、生理痛、腰の痛み、緊張性の頭痛、関節の痛みなどをやわらげます。また、冷えやむくみ、疲労、便秘にもおすすめです。

パイン

作用 :  鎮痛作用、うっ滞除去作用、加温作用、神経強壮、強壮刺激、

血管を拡げて血流を促し、体を温めて、冷えや肩こり、腰の疲れ、筋肉の痛み、慢性的な関節の痛みを楽にする働きがあります。循環不良や冷えによる便秘にも使用できます。
神経痛や関節炎、腰痛などの炎症を起こしている症状に役立ちます。

ゼラニウム

作用 :  ホルモンバランス調整作用、自律神経調整作用、鎮痛作用、抗炎症作用、鎮痙作用

女性ホルモンのバランスを整える働きがあり、生理痛や生理不順などの生理前の不快症状を緩和します。リンパや静脈を強壮して体内の余分や水分や老廃物の排出を促す働きがありますので、むくみや慢性的な疲労にも使用できます。

自宅で作れる!
肩こり・生理痛に効く!アロマ湿布の作り方

作り方は簡単!洗面器にお湯か水を溜めて精油を数滴落としてかき混ぜ、タオルを浸して絞ると、アロマ湿布ができます。
ほのかに精油の香りがする湿布は、香りを嗅いでいるだけでも癒されます。

温湿布の作り方

~材料~

〇精油(上記のお好きな精油) 1~2滴

〇熱めのお湯

〇タオル

〇洗面器

 

~作り方~

①熱めのお湯を洗面器に入れて、精油を1~2滴落とし、よくかき混ぜます。

②すぐにタオルをお湯につけて絞ります(やけどに注意してください)。

 

※精油をかき混ぜたら、時間を置かず、すぐにタオルを浸して絞ります。

※敏感肌の方は精油を1滴にし、皮膚に刺激がないか確認してください。

 

冷湿布の作り方

~材料~

〇精油(上記のお好きな精油) 1~2滴

〇冷たい水

〇タオル

〇洗面器

 

~作り方~

①上記のやり方と同じ要領で、冷たい水を洗面器に入れて、精油を1~2滴落とし、よくかき混ぜます。

②すぐにタオルを水につけて絞ります。

 

※精油をかき混ぜたら、時間を置かず、すぐにタオルを浸して絞ります。

※敏感肌の方は精油を1滴にし、皮膚に刺激がないか確認してください。

肩こり・生理痛に効く!アロマ湿布の使い方

使い方はとても簡単!作ったアロマ湿布を肩やお腹、腰などの辛い箇所に当てるだけ。
使用中もほのかにアロマの香りがする湿布は、肩こりや冷え、お腹の痛み、腰の疲れなどの症状を緩和します。

温湿布の使い方

①温湿布を作ったら、温かいうちに肩やお腹、腰などの症状がある箇所に当てます。

②タオルの上にラップをのせ、さらに別のタオルや毛布などをのせて温度が下がらないように保温します。

 

冷湿布の使い方

①冷湿布を作ったら、冷たいうちに炎症を起こして熱をもち、急性の痛みがある腰や膝などの箇所に当てます。

②タオルの上に保冷剤をのせます。

アロマグッズを手作りする際の注意点

アロマテラピーで使用する「精油」は、植物から抽出した100%天然のものですが、

天然の植物成分だからといって、全ての人間に安全でやさしいわけではありません。

精油を使用する際には、体や皮膚にトラブルが起こらないよう、注意して安全に使用してください。

 

【アロマグッズを手作りする際の精油の注意点】

●精油の滴数を多く入れ過ぎない。

精油の量を多く入れ過ぎてしまうと、肌に刺激が強く、かぶれや湿疹などの肌トラブルを起こす恐れがあります。

使用する精油の量は、上記使用方法の説明の範囲内にしてください。

 

●敏感肌の方の使用は要注意

敏感肌の方は、刺激の強い精油の使用は避け、また、使用する精油の滴数も少なめにして、皮膚に異常が出ないように注意してください。


<刺激が強い精油>

レモングラス、レモンユーカリ、シナモン、クローブ、ローズマリー、レモン、グレープフルーツ、パイン、ティートリー、ユーカリ、ジンジャー、ウィンターグリーン、ジュニパー等

精油はまず1滴からお試しいただき、もし万が一、皮膚がピリピリしたり、刺激を感じた場合は、すぐに使用を中止して、皮膚をよく洗い流してください。

アロマ湿布以外におすすめ!ハーブで作るハーブ湿布

辛い症状には、アロマの精油を使って作るアロマ湿布以外でも、植物のハーブを使ったハーブ湿布もおすすめです。

100%天然の芳香植物、ハーブを使用した自然湿布で、辛い症状のある患部に当てて使用します。

ハーブのもつ薬理作用が体にやさしく働きかけ、肩こりや目の疲れ、お腹の痛み、関節の痛みなどの辛い症状をやわらげます。

刺激が強い成分が入った市販の湿布とは違い、天然のハーブだけを使用しているため、肌への刺激が少なく、敏感肌でかぶれやすい方でも安心して使用することができます。

 

■症状別のおすすめハーブ

【首・肩こり、腰痛】

ローズマリー、ジャーマン・カモミール、ラベンダー

【頭痛】

ラベンダー、ローズマリー、ペパーミント

【腹痛、生理痛】

ラベンダー、ジャーマン・カモミール、ペパーミント

【眼精疲労 】

アイブライト、ラベンダー、ジャーマン・カモミール

 

■ハーブ湿布(温湿布)の作り方

~材料~

〇ドライハーブ(できればオーガニック) 2g~5gくらい

〇お湯

〇タオル

〇洗面器

 

~作り方~

ポットなどにハーブを入れ、熱湯を注いで10~15分程置いたあと、ハーブをこしてできた抽出液を、洗面器に入れ、70℃くらいに冷ました後、タオルを浸して軽く絞ります。

または、ハーブをティーバッグに入れて洗面器に入れ、お湯を注いで10~15分程置き抽出液を作って冷ました後、タオルを浸して軽く絞ります。

肩こりやストレスによる頭痛、首や肩のこり、腰痛、生理痛、胃痛、便秘、関節痛(慢性)、眼精疲労、冷えがある時に患部に当てて、しばらく置きます。