ストレスや冷え、むくみ、不眠、便秘、首・肩こりなど、心身の不調に合わせたアロマトリートメントで症状の改善を目指します。
メディカルハーブとアロマの自然療法室
札幌 HERB GARDEN
札幌駅近くでオーガニック精油を使用したアロマトリートメント
アクセス | JR札幌駅10分 |
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アロマテラピーで使用する「精油」について、扱い方と注意点をご紹介いたします。
精油の使い方を間違えたり、独自の判断で使用すると、皮膚などにトラブルが起こることがあります。ルールを守って、アロマテラピーを安全に使用し、楽しみましょう。
アロマテラピーは医療ではなく、精油は医薬品ではありません。
アロマテラピーで使用する「精油」は、植物から抽出した100%天然のものですが、天然の植物成分だからといって、全ての人間に安全でやさしいわけではありません。
植物の中に含まれる香り成分だけを抽出した精油は、植物の中に含まれていた時よりも濃縮され、作用はとてもパワフルになります。
体調や体質、肌質、使い方などによっては、皮膚にかゆみやかぶれ、刺激を感じてしまうこともあります。
赤ちゃん、妊婦さん、持病をお持ちの方、敏感肌の方など、精油を使用する際には、特に
注意が必要です。
医師や専門家に相談の上、ルールを守り、注意して安全に使用してください。
特に敏感肌の方は、精油をオイルで希釈したものが肌に合うか、刺激がないか、使用前にパッチテストを行いましょう。
腕の内側に、植物性オイルと精油をブレンドしたオイルを少量つけ、24時間程放置し、「肌が赤くなる」「かゆくなる」などの異常がでないか確認します。
もし異常が出たら、その精油やオイル、化粧品などの使用をやめてください。
アロマテラピーの精油には、肌に使用した後に、日光などの強い紫外線に反応して肌に炎症を引き起こしたり、しみになったりする成分を含んでいるものがあります。これを光毒性といいます。
光毒性のあるミカン科やセリ科などの精油を、マッサージやアロマバス、化粧水などで肌に使用した後は、数時間ほど強い紫外線は避けるようにしてください。
夜に使用し、その後紫外線に当たらない場合は、問題はありません。
基本的に1歳以下の赤ちゃんへの精油の使用は控えます。
子供の芳香浴をおこなう場合は、精油の濃度を低くして、香りを薄めにします。
精油を使用した全身のマッサージも15歳以上からおこない、精油の濃度は1%以下にします。
事前にパッチテストをおこなうと安心です。
子供もアロマバスも刺激の強い精油は避け、濃度を低くしておこないます。
妊娠中は、初期での使用はできない精油や、全ての周期で使用できない精油があります。
妊娠中に精油を使用すると、体内で血液を通して精油が赤ちゃんに届いてしまいます。
赤ちゃんの健やかな成長に悪い影響を及ぼすことがないよう、精油の種類に気を付け、安全に使用してください。
また、妊娠中は、肌や香りに敏感になっていますので、精油は低濃度で使用し、肌につける場合は肌荒れを起こさないか、香りで気分が悪くなったりしないか注意しながら使用してください。
妊娠初期は、肌への使用はなるべく避け、低濃度の芳香浴をおすすめします。
精油は、光、熱、湿気、空気の影響を受けやすく、成分が変化してしまいます。
そのため、精油は直射日光が当たる場所や、バスルームなど高温多湿になる場所を避け、これらの影響がない冷暗所で保管します。
使用後はキャップをしっかりと閉めて、ペットや子どもの手の届かない所で保管してください。
また、精油は開封後は一年以内を目安に使い切ります。
植物性オイルと精油をブレンドしたアロマオイルも直射日光と高温多湿を避け、1~2か月以内に使い切ります。
精油は、引火する可能性がありますので、キッチンでの使用は注意し、そのまま置かないようにしてください。